琵琶湖
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秦英悟がイン速攻で今年初優勝!!
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一般戦シリーズ「近江冬の陣」の優勝戦は、雨が上がった曇り空の下、ほとんど風もない絶好の水面コンディションで行われ、1号艇の秦英悟がイン主張から鮮やかに速攻を決めて、今年6度目の優出でようやく初優勝を飾った。
レースは枠なり3対3の進入で始まり、まずはインの秦がコンマ05のトップスタートを決めて先制ターン。2コースの浅見宗孝がコンマ08で続き、3コースでは初日に現行モーターでの当地コースレコードを塗り替えた黒井達矢もコンマ10とまずまずのスタート。これに対し、カド4コースでGI2戦を含む連続優出を「6」まで伸ばした杉山裕也、5コースの地元・青木玄太、そして最アウトの服部剛のダッシュ3艇は0.18~22とスロー勢にやや遅れをとった。
3コースの黒井が全速でまくって出るが届かず、差しハンドルの浅見は黒井ともみ合うところで逃げるイン艇の引き波にはまり後退。そこをまくり差しで入った杉山が3番手を窺う。
バックで秦が抜け出すも、パワーで上回る黒井が差を詰めにかかり、2周ホームではさらに接近。それでも秦がコーナーごとに黒井を振り切ってトップを死守する。背後では杉山が浅見を振り切って今度は地元の青木との3番手争いに。前方もそのまま秦が先頭で黒井が直線で差を詰めながらも2番手で最終周回に入る。3周1マークも秦が先取りし、続いて黒井が旋回するもここでまさかの単独振り込みで転覆。後続の杉山、青木の順で繰り上がり、1-4-5でゴールイン。3連単は2410円(8番人気)となった。
まさかの展開が待っていたが、黒井は今年1月にも当地の優勝戦で先頭に立ったところで自らの操作ミスで転覆しており、またもや事故と後味の悪い結末となった。