
三国
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今シリーズは6日間決戦の予定だったが、4日目が強風の為、5Rで打ち切り中止となり1日順延に。そのため5日間の予選を経て7日目が優勝戦となった。
選抜こそ大敗喫した野長瀬正孝だったが、3日目以降怒涛のピンラッシュで優勝戦V最短の位置を確保。初日から抜群の動き見せた地元・齊藤寛人は5日目でFに散り戦線離脱…。市橋卓士が2日目から本格化ムードで安定した航跡。安定感で言えば、オール2連対の北川幸典が市橋以上にある。終始気配は劣勢だった野末智一がファイナルの攻め位置を手にし波乱演出へと気合い十分。地元からは寺嶋雄が滑り込みで優出果たし地元ファンの期待一身に奮闘誓う。
優勝戦。進入で外からの動きはなくすんなりと枠なりに落ち着いた。内から123カド456の順。①野長瀬がインからコンマ12の快スタート張り込み、強力な行き足も働き1M先制に持ち込む。同体のスタート切った③北川が強攻手段に出るも及ばず外に流れた。①野長瀬は追撃艇を一気に突き放し2M先マイで早くも単独首位、Vに向け視界良好に。②市橋が1M差し選択。④野末と⑤原田秀弥がまくり差しから猛追。BSは最内に②市橋、外に④野末、⑤原田が並走。続く2Mを内優位に②市橋が小回り旋回で先行態勢。そのすぐ後ろに④野末、⑤原田が続く。②市橋が次位リードで焦点は3着争いに。終始④野末が3着位置優位なレース運びも⑤原田が執拗に追い立てる。それでも機力確かな④野末が⑤原田の攻めを退け3着を確保。最終ターンマークを1-2-4-5-3-6の順でクリアしてゴール。2連単1-2は290円(1番人気)。3連単1-2-4は1240円(4番人気)。決まり手は逃げ。
野長瀬は今年V2、通算では65度目の優勝となった。
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