琵琶湖
琵琶湖
石渡鉄兵が堂々の逃げ切りでV!!
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
「びわこオータムカップ」の最終日は朝から曇り空が広がり、午後からは雨も降り始めた。追い風5m、波高6cm、気温15度と競走水面はやや波立ち、前日までより肌寒い中で行われた。
優勝戦は淡々とした進入から枠なり3対3に落ち着いた。インで圧倒的人気を背負った石渡鉄兵がコンマ15とトップスタートを決めて先制ムード。アウト5コースからコンマ16で新鋭・竹井貴史が飛び出したが自力戦に持ち込むことはできず、間隙を突こうとスペースを探す。前方ではインから先制の石渡に対して、2コースの中里英夫が絶妙な差しを入れた。そこへまくり差しで展開を突こうとした竹井が引き波につかまって転覆。そのあおりを受けて後続艇がスローダウン、先行2者との差が大きく広がった。
2Mでは猛追の中里を振り切るように石渡が全速旋回、単独首位に立った。そのまま中里が続き、3番手には伊藤誠二が浮上。2周1Mで各艇が事故艇を避けて回ったところで順位が確定した。3連単1-2-4は2番人気で700円。当地の優勝戦としてはめずらしい低配当での決着となった。
実力上位で今シリーズの優勝候補ナンバーワンと期待された石渡がエンジンも申し分のないパワーに仕上げ、堂々のイン逃げで期待に応えて優勝を飾った。