後藤隼之がデビュー初優出！

ドラキリュウナイター「第4回ドラキリュウ男女W優勝戦」は28日、いよいよ最終日を迎え、第11、12Rで男女それぞれの優勝戦が争われる。5日目は日中から久々に暖かなポカポカ陽気に包まれ、風も穏やかで絶好のレースコンディションの下で熱戦を展開した。

注目の準優ラウンドはまず男子対決の8Rで戦前からのV有力候補・徳増秀樹がきっちりイン逃げ快勝。作間章、中村尊が続いて順当に決着。続く9Rの女子決戦では平山智加が外枠勢の久保田美紀、今井美亜の強襲を退けて、イン押し切り。今井がそのまま流れ込み2着。3着争いはベテラン久保田が粘ったものの、鎌倉涼が追い上げ3着逆転をして辛うじて優出を果たした。

男子の2つ目10Rはインの地元・亀山雅幸が1Mでは一旦、谷村一哉の差し先行を許したが、2Mで差し返し逆転勝ち。ファイナル絶好枠を勝ち取った。谷村が2着、3着には後藤隼之が入って、自身初の優出を決めた。そしてラストの11R女子戦は波乱が待っていた。シリーズリーダーだった滝川真由子がインでS遅れ。永井聖美にまくられ水煙に沈んでしまった。2着は岩崎芳美。3着は香川素子で3連単1万3千円台の高配当になった。

さて最終日、2つの優勝戦はいずれも接戦ムードが漂う好カードとなった。それでも、そろって絶好枠を得ている亀山と平山の機力が上々の仕上がり。インからコース利も味方に押し切り態勢を築きそうな様相だ。果たして結末はいかに。

エンジンパワーランキング
【上位】
金子猛志、作間章、亀山雅幸、平山智加、滝川真由子
【中堅】
岩崎芳美、徳増秀樹、永井聖美、中村尊、山口高志、魚谷香織、藤田靖弘、今井美亜、後藤隼之、三浦洋次朗
【中堅】
土屋昭、渋谷正義、久保田美紀、有田岳、川添英正、橋本健造、香川素子、石川吉鎬、谷村一哉、細川裕子、原豊土、若狭奈美子、松本晶恵、鎌倉涼、山下友貴、坂本奈央、塩崎桐加、上村純一、小野真歩、中川りな、大橋由珠
【下位】
宮西真昭、山崎聖司、池田明美、堀之内紀代子、枝尾賢、鈴木祐美子、篠木亜衣花、伊藤紘章、佐藤享子、高橋悠花、寺垣光