ボートレース丸亀

丸亀

濱野谷憲吾がまくり鋭く抜け出しV!!

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GⅢ戦最終日の水面は、気象条件的にはガラッと変わった。5日目は91%あった湿度が40%台前半となり、1012hPa程度だった気圧は1020hPa以上に上昇。気温は15度あたりまで一気に下がった。このため、多くの選手が「今日は回り過ぎ」と話し、回転を止める調整に苦労していた。そうした機力の相場もあったせいか、荒れ模様の最終日となり、9Rでは11万円台の超好配当も飛び出した。

そんな状況で迎えた優勝戦も、大波乱の結末となった。進入は123カド465と、チルト3度の一発仕様にした田村隆信が大外に持ち出す。そしてスリットでは、カドから一気に飛び出した濱野谷憲吾がまくり鋭く抜け出した。追走したのは森岡満郎。2Mを2番手で抜け出すと、そのまま2着を確定させた。しかし、この森岡に対して2Mでつっかかりかけた森高一真に対し、後方から田中京介が迫ってアクシデント。大荒れの2Mとなり、当地前節のパーフェクトVに続く地元連覇がかかった森高と、丸亀3連覇のかかった田村と、85期両者は事故に見舞われ失格になってしまった。

さらに、その原因と判定された田中京は妨害失格という結果。激しさあまって少し残念な結果ではあった。

なお、勝った濱野谷の勝利後のコメントは次の通り。

「Sが早かったけど、入っててよかった。舟足は、調整して一番劣勢だと思ったけど、まあ、勝ったからいい。丸亀は好きな水面になる」。