大村
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海野ゆかりが今年初優勝!!
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「GⅢオールレディース 第10回蛭子能収杯」は19日、第12Rで優勝戦が行われたが1号艇を手した海野ゆかりがインから逃げ切り快勝。約1年2ヵ月ぶりに優勝の美酒を味わった。大村では4度目のVとなる。
レースは枠なりにインから海野、岩崎芳美、池田紫乃、谷川里江、森岡真希、三浦永理の並びで3対3の隊形。海野の先マイに岩崎、池田紫は差し、谷川は外マイで迫るが海野、岩崎で同期ワンツー。6日間の決戦も幕を閉じた。
前検日には「新ペラだし全然しっくりこない」と前途多難を思わせた海野だったが日増しに舟足アップ。優勝戦前には「全部の足がいい」というまでに仕上げていた。今シリーズは良機シリーズだったが優勝した海野を初め滝川真由子、永井聖美、三浦ら優勝候補は良機を手にできず連日調整に悩まされた。得点トップで準優戦1号艇を手にした滝川は準優戦で谷川のまくりにはまり敗退。三浦はなんとか準優戦2着で優出を果たしたが永井も準優戦敗退と足の差をもろに感じさせた。結果的には順調にエンジンを仕上げた海野の勝利といえるシリーズだった。