田中信一郎が今年6度目の優勝！！

主役の田中信一郎がW準優勝戦を連勝でまとめ、優勝戦の1号艇をしっかり手にした。予選トップ通過の芦澤望はW準優勝戦前半レ-スでまさかの責任事故で脱落。多摩川での初Vを狙える足だっただけに、無念な結果となった。赤岩善生は減点をはねのけて4号艇で優出。24場制覇へリ-チをかけている三嶌誠司も6号艇で優出した。

前日の共同インタビュ-では「同期の田中選手が1号艇だし、進入はゆっくり考える」とコメントしていた三嶌。進入での動きに注目が集まったが、チルト3度で6コ-スからの勝負を選択。優勝戦の進入は枠なりの3対3となった。スタ-トではダッシュ勢がリードしたが、3コ-スの武田光史がハイパワ-で伸び返す。それでもインから田中がきっちり回って先制。バックでは角度良くまくり差しに入った武田が迫ってきたが、この差しはギリギリ入らず。田中が2Mも先に回って優勝を決めた。

武田が2番手で追走するが、二周1Mで赤岩が切り込み気味に回って武田を抜いて2着に浮上。武田は二周2Mで三嶌を捌いて3着を確保した。

田中は今年6度目の優勝。多摩川ではGIVを含め、3度目の優勝となった。