市橋卓士がV逃げ完遂！！

最終日。優勝戦の人気は1枠の市橋卓士から、2枠の萩原秀人の線。レースは3カドを匂わせていた向所浩二が、やはりカドへと引いて12カド3456という並び、波乱の展開もあるかと思わせた待機行動作戦ではあったが…。

スタート隊形は、これも向所自身が気にしていたことだが、「3カドはスタートが難しい」と気にしていた通りで、カド向所はコンマ20とダッシュ乗りの効いていない平凡スタート。インの市橋もコンマ19と抜きん出たタイミングではなかったが、外を一切寄せ付けず、あっさりのV逃げ完遂。差した萩原が2着でド本線決着。3着争いは最終ターンまでもつれたが、佐々木英樹が競り勝った。

市橋はこれで今年V2。優勝数こそ派手な数字ではないが、先の蒲郡メモリアルでは優出も見せ、近況充実と言えそうだ。