浜名湖
浜名湖
岡崎恭裕が今年4回目の優勝!!
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最終日の浜名湖は雨が降り続いた。風は常にホーム追い風で4メートル前後といったところ。気を吐いたのが堀之内紀代子で、中枠2走で連勝。節一クラスのパワーは最後まで健在だった。強出足を誇っていた土井内大助は4カドまくりに出たが無念のフライング。エース25号機で5日目前半戦までは抜群の舟足だった宮本夏樹は、準優の転覆により最終日はピストン2個を交換しての登場。目立って出ていくことはなく、道中も後退するなど足落ちしているように見えた。来月のSGダービーでも注目されるエンジンだっただけに、今後の動きが心配だ。菅沼佳昭は成績こそ振るわなかったが、相変わらずスリットから出ていく伸びを見せていた。19号機は先行き良好といったところ。
メーンの優勝戦、まずは注目されたコース取り。スタート展示では前付け宣言の打越晶が動いたが、5コースまで。一瀬明だけ外に出る形となったが、こちらもスロー発進で123564のオールスローだった。5コースまでが80メートル付近からの起こしで、本番はどうなるのか、と思ったのだが…。ふたを開けてみれば枠なりの3対3に。打越が早々に諦めたため、インの岡崎恭裕も楽な起こしからの発進となった。
こうなれば岡崎が断然有利。コンマ05の快スタートを決めると、1Mでは誰の攻めも許さず、バックでは他を引き離していち早く優勝を決めた。原田富士男、一瀬、大須賀友の3人による次位争いは、ターンごとに内外が入れ替わる展開に。3周1Mで原田が脱落、最終ターンで一瀬よりも足で上回っていた大須賀が冷静に差しさばいて2番手を確保した。打越は大外発進となり、何もできずに5着。伊藤啓三はコンマ24のスタートと、ひとりだけ立ち遅れたのが痛かった。
勝った岡崎は7月の丸亀以来、今年4回目の優勝。通算では27回目、浜名湖は2010年のSGオールスター以来、2度目の制覇となった。来月にはダービーで再び当地参戦。アドバンテージを生かした調整に注目したい。