秋元哲が優勝戦1号艇！

準優勝戦10R、上平真二の前付けで進入は136カド254の3対3。絶好のカドを手にした秋元哲がS一気の強攻を決めた。イン小西英輝が実に巧みな小回りターンで残して2着。秋元は行き足中心に上位級。小西は出足系統が上位で掛かりもいい。

11Rは永田秀二が2コース差し切り。イン残した高山哲也とまくり差しで続いた新美恵一で接戦となったが、高山が競り勝って2着に入った。永田はバランスが取れて、限りなく上位に近い中堅上位。高山はやや伸び型だがどの足も強めで、総合的にはトップ級。

12Rは野添貴裕があっさり先マイ…だったが、まくり差しを狙った中里昌志が艇尾に接触。野添は流れて振り込む最悪なパターンに。すかさず差してきた岡瀬正人と岡孝がワンツーフィニッシュ。岡瀬は序盤から回り足中心に好気配だが、今節はS発順が5、6番手だらけで、とにかくSが課題。岡は序盤ほど際立たなくなったが、行き足、回り足とも上位と遜色ないレベル。

準優1号艇は3者共に逃げ切りは叶わず、優勝戦1号艇は秋元に転がりこんだ。9月のヤングダービーに向けて、V締めを狙うのみだ。永田も同じくヤングダービー出場組で、V奪取へ意欲満々。岡瀬はとにかくSが鍵。8年振りの地元優出を決めた高山も、地元ファンの声援を追い風に奮起あるのみだ。

エンジンパワーランキング
【Sクラス】(超抜級)
高山哲也、南佑典
【Aクラス】(上位級)
岡孝、黒瀬三幸、中里昌志、野添貴裕、岡瀬正人、小西英輝、永田秀二、中島昂章、権藤俊光
【Bクラス】(中堅級)
鈴木唯由、新美恵一、間嶋仁志、小森信雄、渡修平、都築正治、塩崎優司、谷口健一、島田一生、東本勝利、本岡勝利、松下哲也、下出秀明、馬場剛
【Cクラス】(下位級)
小松昇司、松本真吾、萩原善行、八木富重、淺香文武、上平真二、福嶋智之、吉村茂樹、吉島祥之、吉田慎二郎、田路朋史、沢田昭宏、上野真之介、松尾光広
【Dクラス】(ワースト級)
宮野仁、福本悠、松山靖