ボートレース琵琶湖

琵琶湖

中村有裕が4年ぶりの美酒!!

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お盆シリーズ「第20回びわこカップ」の優勝戦は降りしきる雨の中で行われ、3号艇でカド発進となった中村有裕がまくり差しで鮮やかに展開をとらえ、自身4年ぶりの優勝を飾った。

優勝戦は予想どおり5号艇の吉川昭男が大きく回り込んで2コースを奪取。インは1号艇で圧倒的人気の守田俊介がしっかり主張。以下、2号艇の吉永則雄が3コース、そしてダッシュ位置には3号艇の中村と4号艇・青木玄太、6号艇・馬場貴也と並んでレース開始。

スリットで先手を取ったのは3コースの吉永でコンマ02の早い飛び出し。カドの中村も05と渾身のスタート。これに対しインの守田も0.10と踏ん張ったものの、前付け2コースの吉川昭が0.19と立ち遅れて厳しい展開。まくって出る吉永が1M手前で早くも守田の前に出た。それに続いたのが中村でこちらもレバーを握り込んだまま、まくり差しハンドルで吉永の内を突く。これが鮮やかに決まり、あっという間に先頭に躍り出る。

全速吉永が続くところを中村マークの青木が急接近。1周2Mを中村、吉永の順に旋回し上位はほぼ決まったが、3番手の青木に1M後手を踏んだ守田と大外から展開突いた馬場が絡んで3位争いは大激戦に。いったんは守田と馬場が前に出たが、これを青木が内からコーナー先取りでかわし、最終的には青木が3番手を死守。3連単は3-2-4で9,860円(39番人気)となった。

優勝した中村は、地元では4年前の同じお盆シリーズ以来の優勝。当時その優勝後に児島で連続優勝を飾っているのだが、自身の優勝もそれ以来というもの。SG覇者として地元ではエース格にまで上り詰めた中村だが、以後はケガと減量に苦しんだ。それだけにこの優勝は次の一歩への大きな1勝となったに違いない。