ボートレース江戸川

江戸川

三角哲男が同大会を連覇!!

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オール地元支部で争われたお盆恒例の大江戸賞。最終日はこの時期にしては珍しい北からの向かい風が吹いたが、そこまで水面は乱れず。マズマズのコンディションとなった。

優勝戦で断然の人気を集めたのは1号艇の石渡鉄兵で、3年ぶり2度目の大江戸賞制覇がなるかが注目された。レースはインからコンマ13のスタートを決めた石渡に対し、3コースからトップタイのコンマ11スタートを決めた三角哲男がまくりを敢行。石渡もインでこらえてバックは何とか持たせたが、2Mは三角のまくりを警戒したのか、ターンが流れてしまった。その隙を逃さず冷静に差した三角が、そのまま1着でゴール。通算78度目、当地では7度目、そしてこの大江戸賞は昨年に続いての連覇となった。

石渡は道中で2号艇の齊藤仁を振り切り2着を確保。6月の当地周年に続いて、優勝戦1号艇から悔しい銀メダルとなってしまった。3着争いは接戦となったが、齊藤が大池佑来奥平拓也を競り落とした形に。

昨年に続く連覇となった三角。昨年の今大会は6号艇から制したが、スタートで出遅れが2艇出るアクシデントなどもあり「たまたま」とスッキリした勝ち方ではなかった。しかし今回はきっちり実力でもぎ取った勝利。7月の唐津で優勝を飾ってからは浜名湖と津で優出3着、そして今回のVと絶好調モードに突入している。名人戦世代に突入してもその勝負強さは健在。SGボートレースメモリアルに名前がないのは残念だが、9月は多摩川、桐生とGIの斡旋も入っているだけに、大舞台でのベテラン健在アピールに大いに期待したい。

一方の石渡だが「勝つには0台のスタートを行きたい」と段階で話していたが、三角にスリットで先行された分で1Mは余裕がなくなってしまった格好。昨年のモーターボート大賞、今年の江戸川周年、そして今回と優勝戦1号艇をモノにできなかった。しかし裏を返せば、優勝戦1枠を取れるだけのパフォーマンスを常に見せている証拠。このウサを晴らすチャンスはすぐに巡ってくるだろう。