浜名湖
浜名湖
大峯豊が節一パワーで逃げ切りV!!
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
「サッポロビールカップ」は10日、優勝戦が行われた。この日も晴天、向かい風の下で開催。11Rまででインは5勝も、内優勢の決着が多かった。7Rはダッシュ3艇での決着となり、配当はこの日最高の1万6500円。進入固定戦の9Rは人気を集めた4枠の田頭実が不発。谷口勝が2M抜きで制し、万舟券決着となった。11Rはインの田中和也がコンマ01のスリットオーバー。出足は良かっただけに、惜しまれる勇み足だった。
優勝戦は2日目から6連勝と圧倒的な強さを見せてきた大峯豊が1号艇で人気を集めた。機力で大峯に次ぐ3号艇の乙藤智史が人気対抗格、2号艇の枝尾賢は機力不足で終始泣きのコメント、ついに本体整備に着手してピストンリングを交換して大一番に臨んだ。
進入はピット離れでバラつきがあったものの、枠なりの3対3。大峯が5日目のコメントどおり、ほぼ1艇身(コンマ15)のスリット通過でハナを切り、1Mで先マイ。節一のパワーで楽に逃げ切った。枝尾は差し、乙藤はつけ回ってバックへ。両者は最内を差した長谷川充を2Mで先に回して2周ホームへ。枝尾が追いすがる乙藤を振り切り2着、乙藤は3着で入線した。
今節は追加斡旋だった大峯。前操者の坪井康晴のペラ調整を信頼し、抜群のピット離れから出足に伸びとバランス良く仕上げて他を圧倒。「3日目前半のペラ調整が良くなかったので、調整の方向はしっかり分かったし、スタートも4日目前半で早いの(コンマ02)を行ったことで勘もつかめた」と、全てにおいて態勢は整えていた。「優勝するので舟券をたくさん勝ってください」とアピールしての有言実行。
これで今年4度目、通算で26度目の優勝。今節は大峯のためにあったシリーズだった。1-2、320円は2番人気、1-2-3、690円は1番人気。