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浜名湖
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気温は30度前後。向かい風が吹き続け、周年記念の最終日と同じコンディションとなった初日。記念では鋭い踏み込みが多々見られたが、一般戦ともなると早くてもコンマ10台、平均は20~30台とスタートは遅め。出力低減機なりのスリットになりつつあるが、掲示板に張られたスリット写真を見る選手のほとんどが首をかしげていた。
木下繁美は「10を目標に行ったけど、85メートルで様子を見たらこんなんよ」と自らの艇を指差しながら言う。実際のスタートが27では1艇身以上の誤差。「こりゃフライング切るつもりで行かんと届かないな」と、勘の修正を求められる状況だ。赤坂等は「出力低減機といっても、桐生とは違う感じがする」と。そしてスタートは「度胸が必要だね」とやはり勘通りにはいってない様子。足の仕上がりもそうだが、いかにスタートをしっかり決められるかが今のボートレーサーにとって最大の課題といえよう。
そんな中で、スタート巧者の田頭実は鋭い踏み込みから2走続けてトップゴール。前回当地でフライングを切った後遺症はまったくない。ただ、前半レースで豊田訓靖に接戦に持ち込まれただけに、足に関しては不満げ。「伸びはこっちが上でも、出足は向こうの方が良かった」と、出足不足を示唆。後半のドリーム戦は逃走を果たしたが、納得の仕上がりとまではいっていない。
もうひとりの初日連勝は枝尾賢だが、こちらも機力面には胸を張れず…。「出てないです。ペラやったら後半は乗り心地が悪くなっていたし、前半の方がまだいい」と。その前半についても「足は中堅ですね」と、威張れる足ではなかった。2日目からの戦いは真価を問われる。
ピットで評判のパワーは大峯豊。前検は「坪井康晴さんが仕上げてくれてる」と前操者を絶賛、それに自らのペラ調整を施して「ピット離れを含めて全部がいいです」と笑顔。対戦した山谷央が「出た瞬間じゃなくて、二の足がすごい」と大峯のピット離れに目を丸くしていた。「(足は)彼がトップでしょう」と大峯の後ろ姿を追う山谷。「自分のはレース足がいいけどね」と言うものの、大峯のパワーにはお手上げの状態だ。
永井彪也は1号艇でまさかの大外発進。「(ピット離れは)足じゃなくて、タイミングの問題です。お客さんに迷惑かけました」と反省しきり。それでも、「足は全部がいいですよ。もっとスタート行ってれば展開を突けただろうし、道中の足もすごくいいです」と、足には自信たっぷり。このパワーなら巻き返しは必至だ。
エンジンパワーランキング
【上位】
永井彪也、大峯豊
【中堅】
乙藤智史、黄金井力良、田頭実、淺香文武、谷口健一、山本章博、関裕也、関道、豊田訓靖
【中堅】
木下繁美、川名稔、森脇徹、谷口勝、山崎善庸、枝尾賢、佐藤旭、田中和也
【ちょっと不満】
奈須啓太、江並浩一、森秋光、土性雅也、染川直哉
【厳しそう】
三浦高志、小林享、今坂晃広、下出秀明
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