
大村
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8日から開催されてきたボートレース大村の「GⅢアサヒビールカップ」は13日、最終日を迎え第12Rで優勝戦が行われた。今シリーズは良機シリーズだったが前検から目立ったのはダークホースの関根彰人と南野利騰の二人くらいで主力の坪井康晴、田村隆信、吉川元浩といったところは平凡な機歴のモーターだった。しかし、機力は中堅いっぱいとはいえSGウィナーの面々は取りこぼしも少なく予選は坪井、田村が1、2位で通過。準優進出戦を終えた段階での得点率は坪井、田村、前本泰和の順。この3者が準優勝戦1号艇を手にした。
迎えた準優勝戦では得点トップの坪井が3着に敗れる大波乱。その結果優勝戦の1号艇は田村の手に渡る。流れは「乗りやすさはきてる」という田村に。
優勝戦もインからトップSを決めて逃げ切り快勝。チャンスをしっかりものにして多摩川に続き連続優勝で今年V4を決めた。出走回数の関係でA2級のためSG戦線から遠ざかっているがこのV4で来年の「クラシック」が当面の目標、今後の活躍へのカンフル剤となるに違いない。
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