ボートレース琵琶湖

琵琶湖

松井繁が貫禄のイン速攻でV!!

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「スポーツニッポン新聞社杯争奪 第40回八景賞」優勝戦が梅雨空の下で行われ、圧倒的人気となった1号艇の松井繁がインから速攻で押し切って優勝を飾った。

レースは枠なり3対3の進入隊形でスタート。スリット上では3コースの守田俊介、4コースの松村敏のセンター勢がのぞくも、イン松井、2コース今坂勝広もほぼ同体。アウト5コースの上田洋平と大外6コースの永田啓二がわずかに遅れを取ったが、全体的に早いスタートとなった。

インから先マイする松井に対し、スタートを張り込んだ松村敏を抑えてすぐ内の守田が自力で攻める気配を見せたが、パワーに勝る2コースの今坂が果敢にもジカまくりに出た。守田は行き場をなくして後退、そこを差しに切り替えた松村敏が鋭く突く。バックでは先行する松井に対して松村敏が内から並ぼうとするが、惜しくもあと一歩及ばず。これを振り切った松井が2Mを先取りし、ガッチリ首位をキープした。

焦点は2着争いへ。2Mで今坂が切り込み、松村敏を抑えて2着に浮上。松村敏は惜しくも3着、地元エースの守田は見せ場なく大きく離された4着に終わった。

今シリーズは序盤から連勝するなどシリーズリーダーとして連日ファンに応えた松井が、11戦9勝2着2本と圧倒的な成績で締めくくった。