琵琶湖
琵琶湖
池上裕次が2年ぶりの美酒!!
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
「マザーレイクカップ」の優勝戦は、午前中の激しい雨も上がった薄曇りの中で行われ、優勝戦では最年長となる50歳の池上裕次が鮮やかなツケマイで抜け出し、2マークで後続艇をさばいて自身2年ぶりとなる優勝を飾った。
スタート展示では1つ内の4コースに入った5号艇の池上は、本番では大きく回り込んでスローの3コースに潜り込む。対する1号艇の地元・佐竹恒彦はインを主張し、同じく2号艇の川上昇平も2コースを主張。スタート展示では3コースだった今坂晃広が4コースとなり、外は展示通り原豊土、田中豪の並びで優勝戦がスタート。スリットではインの佐竹と最アウトの田中がやや遅れ、トップスタートを決めたのは3コースの池上。ここから池上がツケマイに出てインから先制狙う佐竹の外を力強く追い抜く。内では川上、今坂、田中の3者がそれぞれ差しハンドルで続いた。2マークではこれら3艇を先に回して池上が余裕のハンドルで最内を突いて再び先頭に立つと、そのまま押し切って優勝ゴール。2着には1番差しから順走した46歳の川上が入線と、ベテラン大奮闘となった今シリーズを象徴するかのように優勝戦も年長コンビのワンツー決着となった。また、14年ぶりの地元優勝は果たせなかった佐竹だが、田中との3着争いでは意地を見せて競り勝ち、3連単は5-2-1で37550円(86番人気)と、この日1番の高配当となった。
2年ぶりの美酒を味わった池上だが、びわこは2走前に1号艇で優出しながら優勝を逃しており、その悔しさを晴らした安堵感のほうが喜びより大きかったようだ。