池田明美が前検感触バッチリ!

得点率制の4日間短期決戦で争われる今シリーズは、低調エンジンが揃った。前節に引き続いて雨の中で前検練習となり、選手にとっては悪コンディションの中のスタートとなった。

まずS特訓で目を引いたのは女流・池田明美だ。前節に山崎裕司が節一に仕上げて優勝した36号機のパワーは確かで、練習を終えた池田は「すごくいい! 前検日にこんないいのは記憶にない」と驚きを隠せないほど。早くも「ノーハンマー宣言」が飛び出し、機パワーに任せて快進撃を誓った。

一方、初日ドリーム組の気配は似たり寄ったり。1号艇の長岡茂一は行き足を中心にまずまずの感触。優勝候補の一角を担う地元・大澤普司は「ペラが自分の形と違って特殊。Sの足がダメだった」と言いつつも、ギアケース、ペラ調整を迅速に行うと「でも経験したことある形なので、これをベースに微調整で合えばレース足が良くなりそう」と調整の手応えはつかんでいた。

他では重野哲之、山本英志、清水敦揮、矢野真梨菜、野添貴裕、永田純也らが好感触。前検一番時計は志道吉和、重野、清水、赤澤文香と4選手が並んだ。

エンジンパワーランキング
【上位】
池田明美、永田純也
【中上級】
行谷吉範、野添貴裕、大澤普司、長野道臣、山本英志、清水敦揮、矢野真梨菜
【中堅】
篠原俊夫、亀本勇樹、浦田信義、長岡茂一、塚本太二郎、高橋淳美、高柳成聡、山崎義明、原田富士男、塩田雄一、伊藤雄二、西村秀樹、國崎良春、吉村和也、石田章央、川原正明、深井利寿、志道吉和、重野哲之、赤澤文香、君島秀三、岡谷健吾、大豆生田蒼
【中下級】
木村浩士、吉田慎二郎、平田さやか、椎名豊
【下位】
中西長松