ドリーム戦は上平真二がまくって波乱決着!

「MBP津幡開設2周年記念」は10日、予選2日目を迎える。

関東地方も梅雨入りとなったが、くもり空に覆われたものの雨は降らず。初日まずまずのレースコンディションの下で熱戦を繰り広げた。一番の注目カードとなった「ドリーム戦」は、2号艇・石川真二がピット離れでインを奪取。スリットもコンマ12のトップSを決めて逃げ切りかと思われたが、勝負どころの1周1Mで、上平真二が目の覚めるような強ツケマイ。これがまんまとはまり、石川真は水煙の中に沈んだ。アウトから浅見昌克と北村征嗣がまくり差しと最内差しで切り込んで2、3番手争いに持ち込んだが、終始、前を走った浅見が2着を取り切り、3連単3-5-6は2万9370円の万舟券決着となった。

入線した3艇の舟足はかなり良好ムードで、シリーズ中盤以降も期待が持てそう。懸念されるのは金子龍介と勝野竜司の兵庫コンビ。特に勝野は「中堅あるかどうか」というギリギリのレベルで、かなり厳しい足色だ。どこまで立て直せるか、その手腕が注目される。

一方、予選組では伏兵の小西英輝が初日唯一の連勝スタートを決めれば、木田峰由季も1、2着と好発進。ただ足色はともに平凡に毛が生えたレベル。外枠が来たときにどうなるか。むしろ舟足なら2、2着だった竹田辰也や、1、3着の品川賢次が上。この両者からは引き続き、目が離せない。

エンジンパワーランキング
【上位】
上平真二、浅見昌克、品川賢次、竹田辰也
【中上級】
石川真二、北野輝季、竹村祥司、渡辺崇、内堀学、安田吉宏、松本功、白井友晴
【中堅】
金子龍介、榎幸司、正木聖賢、北村征嗣、別府正幸、後藤孝義、武本太樹、葛原大陽、田添康介、寺本昇平、大場広孝、秋田健太郎
【中下級】
勝野竜司、前川守嗣、石川吉鎬、石塚裕介、浦田晃嗣
【下位】
長岡良也