ボートレース浜名湖

浜名湖

吉田徳夫がトップSからまくってV!!

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今節は初日に湿気が残るコンディションだった以外、天気は崩れなかった。終盤は一貫してホーム向かい風、選手は徐々にスタート勘をつかめてきていたのではないだろうか。その象徴が河野真也。5日目までは節一パワーを生かせていなかったが、最終日はコンマ12、コンマ08と2走ともトップスタートを決めて連勝を決めた。この24号機は「エース機になると思う」と語っているだけに、今後も要注目だ。

さて優勝戦、絶好枠に陣取る前沢丈史は、5日目に2走ともトップタイミングだったように今節はスタートが安定。スタート展示では松元弥佑紀が動きを見せずに枠なり3対3の隊形。深くなる心配もなさそうだ、ということで当然のように前沢が人気の中心となっていた。

本番では松元が動きを見せたが、結局は枠なり。楽な起こしから前沢のV、と思いきや…。トップスタートを切ったのは3コースの吉田徳夫。内枠勢の抵抗を振り切って、1Mはまくり先制。2Mでやや流れたが、ホームで伸び切ってそのまま先頭でゴールした。2番手は大場敏山田竜一柏野幸二でバック大激戦に。山田は2Mで握って飛んで一歩後退も、差した大場と柏野は依然としてホーム並走。二周1Mは柏野が内有利に運び、バックでも迫る大場を振り切って2番手を確保した。大場が3着、前沢は道中で山田を逆転するのが精一杯だった。

勝った吉田は今年2度目の優出。12年10月の常滑以来、2年半ぶりとなる優勝となった。浜名湖では通算6回目のV。