ボートレース江戸川

江戸川

同枠戦は後半で全く違う結末に

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今節から新しい試みとして行われた、準優と同じメンバー、枠で前半戦を争う「同枠戦」。結果から言えば前後半で全く違う結末が待っていた。

11Rの同枠戦となった前半6Rはカドの山田雄太に対して抵抗気味に回ったのはイン上平真二。その懐を差した2コースの永田秀二が1着、上平が2着となったが、準優11Rでは山田雄がカドから一気にまくり1着、インで残した上平が2着、3着には重野哲之に競り勝った高橋直哉が前半戦に続いて3着に入線。12Rの同枠戦となった7Rはカドから攻めた松田大志郎の攻めに乗った5コースの濱村芳宏が1着、インで人気を集めた鈴木博が2着という結果だったが、準優12Rでは鈴木がインから逃げて快勝。深川真二が2コースから差して出たなり決着。3着には山口高志が入りスロー枠で上位独占となった。また、前半戦で1着を挙げた永田と濱村は共に後半は6着大敗という結果に…。

優勝戦のポールポジションを手にしたのは鈴木で、このファイナルが3走連続のイン戦に。自身初の低減出力機で違和感は感じながらも「自分が思うよりも前にいる」と、パワーの良さは実感している様子。優勝戦は苦手と話す波水面も回避できそうで、江戸川6度目のVへお膳立ては整った感。

今節は江戸川では滅多に見られない前付けに動き、45m起こしという超深インも見せた深川は4号艇での優出。「枠なりのカドから」と正攻法で挑む優勝戦だが「伸びだけの足にするかも」と一撃仕様も示唆。97年の新鋭リーグ以来となる江戸川久々の優勝へ、どんな調整を施してくるかにも注目が集まる。

この深川次第ではデビュー初Vを狙う山口、更には地元の高橋に好展開が生まれる可能性は十分にありそう。

エンジンパワーランキング
【超抜
深川真二、鈴木博
【上位
高橋直哉、永田秀二、嶋義信
【中堅
山田雄太、上平真二、山口高志、濱村芳宏、重野哲之、河相秀行、浅野由将、松田大志郎、品田直樹、松尾祭、落合正侑
【中堅
野添貴裕、森秋光、宮西真昭、佐々木英樹、汐崎正則、加藤政彦、鋤柄貴俊、江野澤秀明、多田有佑、熊本英一、山田佑樹、安東幸治、竹田吉行、中岡健人、大谷健太
【中堅
飯山晃三、滝沢芳行、野末智一、新井英孝、小林謙次、早川尚人、樋口喜彦、梅内駿佑
【下位
泉祥史、枝尾賢