峰竜太が無傷の4連勝!

台風一過の桐生は初夏を思わせる陽気。予選ラストの2日目は気温27度、良好な水面状況の中で行われた。前検日から抜群の舟足を誇っていた今節の主役・峰竜太は予選最終日も連勝。ここまで無傷の4連勝で予選をトップ通過し、準優1号艇を手にした。足の仕上がりも「僕が一番出ています!」と完璧だ。準優前の前半レースは6号艇だが、ここをクリアすれば自身初の完全Vも現実味を帯びてくる。本人は「意識していきます」と気合が入っている。

予選2位の桑原悠、3位の土屋太朗も準優1号艇を手にした。機力相場では峰が横綱級で、米田隆弘、桐本康臣、平野和明、大須賀友、津久井拓也、今井貴士らが次位グループだ。

2日目10Rでは大きな波乱が起きた。1周目のバックで藤岡俊介が転覆し、先頭を走っていた伊藤将吉、2番手の梶原正は2周1Mで事故艇付近でないにもかかわらずスローダウン。この際に6号艇の島田賢人が差して一気に先頭に出て順位変動を引き起こしてしまった(3連単10万9310円の超高配当!)。伊藤将と梶原については競技規定第23条関連事象指導事項違反により「騒擾を惹起する可能性のある航法」として即刻帰郷の処分が下り、転覆した藤岡も負傷のため帰郷した。

エンジンパワーランキング
【トップ級】
峰竜太
【上位】
米田隆弘、津久井拓也、大須賀友
【中上級】
土屋太朗、亀山高雅、桐本康臣、平野和明、村田浩司、今井貴士、伊藤喜智、尾嶋一広
【中堅】
原田正己、加瀬智宏、川田正人、永田啓二、金子猛志、伯母芳恒、小島大輔、川上清人、岡部貴司、稲毛正剛、桑原悠、水野暁広、堀本裕也、島田賢人、松江秀徳、鶴本崇文、山本景士郎
【中下級】
椎名政浩、田川忠志、片山友多加、井川大作、新井康行、齋藤篤、中田元泰、新田泰章
【下位】
池上裕次、川下晃司