江戸川
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鳥居塚孝博が約6年ぶりのV!!
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中止順延があり1日開幕が遅れ、5日から4日間の短期戦で争われていた「第15回日刊ゲンダイ杯」。事故や帰郷者が続出と波乱が続いたシリーズだったが、最後に笑ったのは鳥居塚孝博だった。
優勝戦は3コースから松村敏がコンマ12のトップスタートを決めたが、イン奥平拓也もコンマ13スタートとほぼ互角の踏み込み。ただ、2コースの森脇徹がやや立ち遅れ、その森脇が絞りかけた松村に対して抵抗する1Mに。その競り合いを尻目に、カドから差しハンドルを入れた鳥居塚がインで残した奥平をバックで捕らえて2M先取り。その後も奥平の追撃を振り切り、先頭でゴールした。これが2009年4月の芦屋以来、約6年ぶりとなる通算9度目、当地では初の優勝となった。
2着はインで人気を集めた奥平。1999年1月以来となる当地2度目の優勝はお預けとなった。3着には2Mで濱崎直矢を差した松村が入線。
前回の優勝後は優出こそコンスタントにあったが、ここ一番では勝ち切れてはいなかった鳥居塚。今期一発目からオール2連対での優出に「デキすぎ」と話していたが、最後は久しぶりとなる優勝を決め、まさに最高のシリーズとなったことだろう。
また、今節で鳥居塚とタッグ組んだ35号機もこの優勝劇に一役買った存在。初下ろしのシリーズでは「これがエース機になるかも」の声が各所から挙がっていたが、その言葉が現実味を帯びてきた。今後1年間、この35号機がどんな活躍を見せるかにも注目したいところだ。