丸亀
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重成一人がインから難なく押し切り優勝!!
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“四国オールスター戦”ともいえる丸亀GWシリーズは、初夏の陽気漂う中、最終日を迎えた。ともすれば最終日は「①の逃げ」がオンパレードとなりがちな傾向だが、その「①の逃げ」は計6本にとどまり、多様なレース内容がみられた。
最後の優勝戦は、まず進入が注目された。というのも、5号艇の中岡正彦が鋭いP離れを備えているだけに、この動きに触発されて、どのような進入になるか予測不能だったからだ。実際、10R発売中のS特訓では、1本目が1236カド45、2本目は1235カド46と変動し、S展示は123カド564と、さらに変化したからだ。
そして迎えた本番。P離れは2号艇の山崎昭生と、5号艇の中岡がのぞく状態となったが、コースが入れ替わるまでには至らず、結局は枠ナリの3対3に落ち着いた。さして障害もない進入となった重成一人は、インから難なく押し切って優勝。3コースからまくり差した横川聖志がBSで迫るが、この懐へ2Mで切り返したのが吉永泰弘。この旋回がうまく結果を出し、ここで二番手と三番手が逆転。そのまま吉永が2着でゴールとし、3着には横川が粘った。勝った重成の勝利後の談話は次の通り。
「Sちょっとゆるめた分、見える艇があったんでやられたと思った。1Mもやられかけてた。もらった時から違和感あって、それは数日間は拭えなかった。完全に夏の叩き方にしてからよくなった。(調整の)パターンの一つとして、また引き出しが増えたなと思う」