琵琶湖
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竹上真司が鮮やかなまくり差しで優勝!!
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一般戦シリーズの優勝戦は追い風3mとまずまずのコンディションで行われたが、レースのほうは10万円を超える高配当が飛び出す大波乱となった。
優勝戦は枠なり3対3のスンナリした進入で開始。スリットでは絶対的1番人気の好枠インの深川真二が0.08、対抗人気で2コースの田中信一郎が0.11と内勢がしっかりスタートを決めたのだが、3コースの山本光雄、カドで4コースの坂元浩仁がともに0.14で、これに対しアウト5コースの竹上真司が0.10、大外の川上聡介は0.05のトップスタートと完全な中へこみの展開となったが、これが大波乱の予兆となった。
インから深川が先制するところを、5コースの竹上がサッとへこんだセンター勢の前に出てドンピシャの角度でまくり差しのハンドル。これがズバッと決まり深川を完全に捕らえる。その後方には遅れて差した坂元が続く。2Mではまず竹上が内有利に先取り。深川はハンドルを入れて差し返しを狙うが、内から竹上に続く坂元を先に回した分だけ遅れて万事休す。ここで竹上が独走態勢に入る。後方も深川、坂元と等間隔で続き上位はほぼ確定かと思えたが、2周2Mでなんと2位を走る深川が引き波に足を取られて転覆。後続の坂元、そして地元の山本がそれぞれ順位を上げ3連単は5-4-3で決着。109,560円(98番人気)の大波乱となった。2連単も5-4で12,980円(22番人気)とダブル万舟券となった。
準優も1Mではいったん逃げる深川を差しハンドルで捕らえた竹上は、2Mで悔しい逆転2位となったが、優勝戦では有無を言わせぬ鋭いまくり差しで5日目の雪辱を果たした。唐津、常滑で連続優出を果たし好リズムで乗り込んだ今シリーズでみごと3連続優出を果たし、3度目の正直とばかりに自力で攻め込んで今年初の優勝を決めた。