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男子の優勝戦、進入はスタート展示通りに折り合いのついた枠なりの3対3。全艇がコンマ10~14の好ショット。横一線のスリットからイン有利に先マイを果たした打越晶が、まくらせず、差させずのターンで逃げ切った。
次位争いは差した松田憲幸に山田哲也が握って攻めたが、エンジンパワーに勝る松田が振り切って2着。山田は3着止まりだった。
優勝した打越は、「今日は緊張しました。それだけに、言葉にならないぐらい嬉しい」と満面の笑み。2012年6月に地元の福岡で優勝して以来、2年10か月振り、通算20回目の美酒を味わった。
女子の優勝戦は、スタート展示では6号艇の谷川里江が前付けに動いて1623カド45と並んだが、本番レースではピクリとも動かず枠なりの3対3でスタート。イン大瀧明日香はコンマ26と遅れ気味で、2コースの三浦永理、3コースの新田芳美がコンマ19のトップショット。大瀧は伸び返して何とか先マイはしたが、三浦、新田、そして4コースの藤崎小百合にも差されてしまった。
優勝した三浦は「3コースを想定していたので、谷川さんが(前付けに)来なくてビックリした」と苦笑い。「1マークはまくろうか差そうか迷ったけど、新田さんにハマらないように差した」と、スタート・1マークの冷静な判断がVへ繋がった。
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