ボートレース丸亀

丸亀

石川真二が道中逆転でV!!

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ドリーム戦1号艇に選ばれた寺田祥は、期待に応えて予選をトップ通過。準優も1着でクリアした。優勝戦の絶好枠を手にした寺田だが、厄介な問題があった。2号艇の石川真二が強烈なP離れを見せていた為だ。10R発売中のS特訓は、2本とも寺田がインを主張。2コースの石川と共に深い進入となった。S展示では石川がP離れで飛び出したが、寺田は深イン覚悟でインを主張。本番も同じくイン競り合い、内2艇がやや深めの枠なり3対3となった。

スリットで見せ場をつくったのが、大外から飛び出した末永祐輝。朝からギアケースと本体整備を施し、チルトも05にハネて「一発勝負の足にした」と果敢なスリット攻勢をみせた。しかし、そこはさすがのA1レーサー。寺田はインからしっかり末永をガードして自身も先マイ、石川が最内を差してBSで寺田に迫った。

2Mの入口はほぼ同体だったが、内有利に小回りをした石川に対し、寺田は平山智加の切り返しを受けてやや膨れ気味のターンに。平山がHSで伸び返し、2周1Mを小回りで切り抜けて二番手へ。寺田は三番手へ後退した。

その後の道中は平山の猛追を退けて、石川がVゴール。4日間の短期決戦を制した。

勝った石川の談話は次の通り。「(優勝できて)嬉しい。(コースは)イン取れたら取れたでいいかなって、どっちでもいいと思ってた。1Mは冷静に自分のレースができた。出足はしっかりしてたので、ターンマークはずさなければ大丈夫だと思ったけど、(平山智加が)近くにいたんで、最終マークを回るまで安心できなかった。今節は回り足が早めに仕上がってくれたのがよかった。

前回、福岡で恥ずかしいレースをしてしまったんで、この勢いで次の福岡も優勝します」。