琵琶湖
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波浪水面を制し遠藤エミが地元初V!!
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「トランスワード杯2015」は5日目までの穏やかさとは一変する波浪水面となり、朝から安定板を装着しての戦いとなった。そんな中で迎えた優勝戦は、準優でただひとりイン逃げを決めて1号艇をゲットした藤山翔大がデビュー初優勝を懸けて、準優同様にイン戦に出た。2コースには準優で同じ地元の先輩・茶谷桜を引き連れ地元女子ワンツーを決めた遠藤エミ。そして3コースにはやはり波乱の準優でまくり勝ちを収めた鶴本崇文が入る。ダッシュに引いてカドの4コースには群馬の野村誠、5コースには愛知の一色雅昭の伏兵陣が並び、大外に前出の茶谷がまわり優勝戦が開始された。なお、藤山同様にダッシュ組の野村、茶谷も初優勝を懸けての戦いとなった。
スリットではスロー3艇が0台スタートで並び、ダッシュトリオは全員がコンマ20台と完全に立ち後れ。早くも内枠勢による先陣争いに焦点が絞られたが、インから藤山が先制するところを遠藤が俊敏な旋回で差し込む。その後に鶴本が全速戦に出るもこれは届かず、逃げた藤山と差した遠藤の一騎打ちに。そして2Mを内から遠藤が先取りして藤山を振り切ったところで勝負あり。惜しくも藤山は2着、3着には鶴本が後続の野村をさばいて3連単は2-1-3で2280円(6番人気)となった。
優勝した遠藤は2月の住之江でのバースデーVに続く今年3度目の優勝、そして嬉しい地元初優勝となった。