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「西日本スポーツ杯争奪戦」は9日最終12Rで優勝戦が行われ、展開を捕えて差し伸ばした中島友和が見事に今年初Vを達成した。
大場敏のコース取りに注目が集まったが、S展示、本番とも動きはなく、全艇枠なりでの3対3進入に。スリットでは大場が少し遅れたものの、ほとんど横一線のS隊形。イン吉田弘文がコース有利に先マイを仕掛けるが、3コースから思い切ったツケマイ策に出た長田頼宗の引き波にはまって後退。この間隙を突いて差しハンドルの柳田英明、中島がバックで浮上。2M先取りに成功した中島が、そのまま周回を重ねてVゴールを決めた。
2着には柳田。残る4艇での大混戦となった3着は、吉田弘が3周1Mで抜け出した。
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