激戦の末、濱崎誠が当地初V!!

4日間の短期戦で争われていた「第14回日刊ゲンダイ杯」は優勝戦が行われ、濱崎誠が小林泰との競り合いを制して優勝。当地初、通算では3度目の優勝を飾った。

今節は南風が強く吹いて連日荒水面での戦いとなったが、最終日も波立つ水面となり3Rより安定板を装着。優勝戦も波高25センチでの一戦に。優勝戦はスロー3人がそろってコンマ14のスタート。2コースから小林がスリット後に少し伸びたが、濱崎がインから持たせて1M先マイ。その懐を小林が差してバックは内枠両者で並走となった。2Mでは小林が先に回り先頭に躍り出たが、2周1Mで濱崎が差し返し。その後は小林を振り切り、濱崎が1着でゴールした。

小林は惜しくも準優勝。3着には2Mで野相弘司を差した5号艇の川島圭司が入線した。

決して抜群に足が仕上がっていたとは言えなかった今節の濱崎だが、果敢な波乗りに加えて展開面でもツキがあった。予選道中は全レースで舟券に絡む活躍。最後もパワー勝ちというより、波乗りの巧さと気合で2012年10月の大村以来、久しぶりとなる優勝をもぎとった。