ボートレース住之江

住之江

麻生慎介が連続Vに王手!

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新エンジン&新ボートで行われている「ミニボートピアりんくう開設2周年記念競走」は、25日にすべての予選が終了し、ファイナリスト6選手が決定した。予選ラストデーはまさに星の潰し合いとなり、激しいバトルとなった。

接戦を制し、予選トップ通過を決めたのは麻生慎介。「バランスが取れて全部がいい」と、パワーに関しては文句なしの仕上がり。1枠=インからS豪快に逃げて、前節の浜名湖に続き連続Vを飾る確率はかなり高そうだ。

予選2位=2枠は伊藤将吉。予選ラストで5着に敗れ、トップ通過は逃したが、足は出足中心に上位クラス。2日目の12Rでは2コースからS勝利を飾っている。ファイナルもその再現を狙う。

3枠は松村康太。足に関しては上位とは言えないが、戦えるレベルはある。持ち味の果敢な攻めで久しぶりのVへ虎視眈々。

4枠は地元の泥谷一毅。予選ラストでは中島孝平東健介を相手にカドまくりを決め、勝負駆けを成功させた。「行き足から伸びにかけて抜群。ピンを狙っていく」と気合マックス。穴党は注目だ。

5枠は実力No.1の中島。今節はどうもリズムに乗り切れていない。足的にもファイナルでは一番見劣る。ただ2010年には、ここでグランプリを勝った実績がある。軽視は禁物だろう。

6枠の榎幸司は最後に滑り込んだ。「伸びはいいけど6枠だし、もっと伸びをつける調整をする」と、イチかバチかにかける。

3日目も厳しい冷え込みとなり、調整に苦労する選手が目立った。最終日は3度近く気温は上昇する予報が出ている。これがパワーランクに影響を与える可能性もあり、いつも通り直前気配には最新の注意を払いたい。

なお東は5Rで非常識なF(+06)を犯し、即日帰郷となった。

エンジンパワーランキング
【横綱級】
麻生慎介、伊藤将吉、泥谷一毅、原田佑実、三好勇人
【大関級】
榎幸司、松村康太、岡村仁、品田直樹、岸本雄貴、雑賀勇貴、打越晶、濱田隆浩、長谷川雅和
【関脇級】
貞兼淳二、上田隆章、別府昌樹、吉本正昭、高塚清一、木山誠一
【前頭級】
中島孝平、松本晶恵
【序二段級】
金子拓矢、都築正治
【序の口級】
丸野一樹