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29万円を超える超高配当が飛び出した最終日。優勝戦も荒れ模様になりそうな予感も漂ったが、やはり田中信一郎は強かった。予選道中はゼロ台へ幾度となく踏み込んでいたが、優勝戦も妥協することなく攻めの姿勢でコンマ02のS。あっさり逃げ切ってバックは独走状態に持ち込んだ。
決してエンジン的には褒められたものではなかったが、伸び不足を回り足、スタート、そして破格のテクニックでカバー。正月戦に続く今年2回目の優勝となった。
2着には2コースから小差しに入った山本英志が続き、一番人気で落ち着いた。
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