ボートレース浜名湖

浜名湖

麻生慎介が道中逆転でV!!

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だいいちテレビファイティングカップは19日、最終日を迎えた。朝から雨が降り続き、回転が上がりにくいコンディション。1号艇の勝利は7Rまでわずか2勝だったが、雨足が和らいできた8R以降は10、11Rの選抜戦も含めて白いカポックがトップでゴール。イン有利の流れで優勝戦を迎えた。

快速パワーで予選をトップ通過した麻生慎介が1枠で人気を集め、実力上位の中辻崇人が人気対抗格。4カドで速攻勝負に出る濱崎直矢、地元で初優勝を狙う庄司孝輔が穴人気となった。

進入は3対3の枠なり。4カドからコンマ02のトップスタートを決めた濱崎に合わせる形で3コースの庄司が握りマイ。これにインの麻生が抵抗して1Mは大きく差し場が空き、5コースの佐々木英樹が強力な回り足を生かしてまくり差した。しかし麻生が立て直して2M全速差しで佐々木の懐に入ると、ホームで舳先を引っ掛けて2周1Mで先マイに成功。佐々木が再び麻生に迫ったが、伸びに勝る麻生を捕らえるまでには至らず、そのまま麻生が押し切った。

広島ワンツーの後ろで、3着争いも大接戦。一旦は中辻が抜け出したが、庄司が旋回ごとに差を詰めて、3周バックで中辻を捕らえて逆転に成功。優勝はならなかったが、地元の意地を見せた。

麻生は昨年9月、芦屋以来となる9度目の優勝を達成。今節は初日から快速に仕立て、同郷の先輩・亀本勇樹が初日にして「麻生の優勝や」と予言していた。スタートやピット離れと課題もあったが、準優には不安を一掃。優勝戦も力強い走りで優勝をもぎ取った。次走は23日からの住之江一般戦。その先は大村、常滑の周年記念に出場する。「A1勝負駆けの身だし、今節は勝率を稼ぎにきた」と語っていたが、公約を達成した格好に。リズム良く記念戦線に乗れそうだ。2連単1-5、2370円は8番人気。1-5-3、9100円は28番人気。