笠原亮が差しでV!!

優勝戦のコース動向で注目されたのは倉谷和信。10R発売中のS特訓には姿をみせず、本番は前付けに動くのではないかとも思われた。

他メンバーも、笠原亮はS特訓の2本目を「3カド」とし、「本番の3カドはない。4番が動く場合を想定して、ダッシュも練習した」と話していた。優勝はその笠原のものとなった。

1Mは地元・三嶌誠司が猛然とツケマイを仕掛け、これに対してインの今泉和則がやや抵抗に出るが、そのまま流れて後方へ、この展開をしっかりとらえた笠原が差しで抜け出し、そのままVゴール。レースをつくった三嶌は2着に粘り、1Mをまくり差しで抜け出した金子拓が3着をキープした。勝った笠原の勝利後の談話は次の通り、「いい展開になってちょっとびっくりしてる。(足は)日に日に良くなって、今日（最終日）が一番良かった。去年もこの大会を走ってて、ナイターの方が成績いいんで好きなタイトル。丸亀では結果も出てるし、相性はいいと思う」。