琵琶湖
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パワー対決はイン速攻の馬場貴也に軍配!!
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一般戦シリーズ「弥生賞競走」の優勝戦は絶好枠で地元の馬場貴也が圧倒的人気に支持されたが、これを追うのがパワー面でこの馬場とともに他を大きくリードする2枠の中辻博訓と、予選はパワー劣勢で苦しみながらも優勝戦4枠と自力攻めのポジションをゲットした村上純。しかし準優で波乱の立役者となった3枠の表憲一と5枠のもう1人の地元・谷川祐一、さらに初優勝を目指す5枠の大熊辰弥もかなりのパワーで、村上を除く5選手はシリーズ全体でもベスト5といえる気配で、まさに優勝戦はパワー対決となった。
枠なり3対3ですんなり落ち着き、優勝戦が開始された。スリットを制したのは好枠インの馬場でコンマ09。2コースの中辻がコンマ11で続き、これに5コースの谷川が続く。しかしこうなるとパワーでもまさる内勢が圧倒的優位で、インから馬場が力強く先制ターン、2コースの中辻も機敏なハンドルですかさず差し込む。この差しハンドルが鮮やかで、1マーク出口では中辻の差しが入ったようにも見えたが、コーナー出口からバック直線を馬場がグイーンと加速し内を突こうとする中辻を振り切る。2マーク先取りの馬場がここでサッとリードを広げ、中辻は惜しくも2位。3位には3コースから全速追走の表が続き、カド発進の村上は1マークでハンドルを切り返すミスが響き最後方に。
結果は直前の11R選抜戦に続き1-2-3と内枠トリオが順にゴールし、810円(2番人気)と本命サイドで決着。馬場は今年3回目の優出で早くも2度目の優勝となった。