浜名湖
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麻生慎介が機力を活かして大活躍!
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「だいいちテレビファイティングカップ」は3日目を終了。時折激しい雨が降る中、「回転が上がらない」という声が多く聞かれた。そんな中でも麻生慎介が大活躍。前半8Rは2枠ながら「ピット離れで鳴いて」5コース発進。しかもスローからで不利な戦いを強いられたが、スリットを過ぎてからの足は他艇を圧倒。庄司の先行を許したものの、道中のスピードもパワフルでゴール前では際どく差を詰めて2着に入線した。そして、後半12Rはカドから一気に伸びてスロー艇を飲み込み、豪快にまくってみせた。2日目と同じくインの山本隆幸を撃破し、名実ともに機力節一をアピール。「伸びだけじゃなく、出足もいいです。課題はピット離れだけ」と、完調まであと一歩だ。
一方、山本隆は前半レースで強力な伸びを披露したものの、川上聡介に競り負け2着。「伸びるって言われても、ちょっとだけですよ。(伸びが)いい人はいます」と、トーンダウン。「ペラが合ってきてなくなってるので、修正したい」と、機力アップを目指す。
白石健は2日目から4連続2連対。それでも、「良くないですよ。この足でこの成績なんて奇跡」と苦笑い。連日本体整備を施し、徐々に機力を上向かせているが、納得の仕上がりには遠いようだ。
地元勢では庄司と二橋学が好調。今坂晃広が「庄司が伸びる」と絶賛。庄司自身は「3日目は調整が合ってなかった」と言うものの、「合えば乗りやすくなるし、伸びもいい」と。更なるパワーアップが見込める。二橋は「湿気で重たかったが、それでも乗り心地はいいし、足もいい状態をキープしている」と。気象条件の変化には「重いなりにいいから、調整していかなくてもいいのかなぁ」とステイの構えだ。
勝負駆けとなったのは亀本勇樹と鈴木茂正。亀本は「整備してから良くなっているけど、トルク感が足りないね」とイマイチの表情。鈴木は「このエンジンは伸びがつかないみたいなので、ピット離れからこさせる調整で内向きの足にしたい」と方向を修正。得点圏外も土井内大助と高橋二朗は「足はいい」と。特に高橋は「あともう1本、2連対が欲しいから頑張る」と。ベテラン勢の走りにも注目だ。
エンジンパワーランキング
【上位】
麻生慎介、山本隆幸、庄司孝輔、海野康志郎、大貫英治
【中堅】
野添貴裕、濱崎直矢、渡部悟、大田直弥、木村浩士、幸田智裕、大橋庸志、伸澤進、八木富重、土井内大助
【中堅】
中辻崇人、後藤孝義、桑原明、今坂晃広、平田忠則、高橋二朗、香川素子、土屋千明
【ちょっと不満】
武藤綾子、白石健、鈴木茂正、武田信一、野間大樹
【厳しそう】
林美憲、三松直美