ボートレース桐生

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中里英夫が地元Vへ王手!

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強風が吹いた4日目とは一変し、5日目は横風2メートル前後。安定板が外されたことで、各選手は調整に追われていた。

今シリーズの機力の横綱・渡邊雄一郎は準優一発目の9Rで登場。白いカポックに身を包んだ渡邊雄はコンマ17のSを決め、スリットでやや伸び返して先マイ。回った後にグイっと前に出て行く完勝劇で優出一番乗りかと思われたが、このレースで待機行動違反を取られて賞典除外となってしまった。2着には差し順走の2号艇・中辻崇人、3着に3号艇・柳沢一が入線し、2連単270円、3連単480円はともに1番人気。賞典除外の渡邊雄に代わって、柳沢が繰り上がり優出となった。

それにしても渡邊雄の機力は飛び抜けており、本人も「こんな三拍子が揃った足は久々。全部の足が良くて節一です!」と自信満々だっただけに残念だ。2着の中辻は準優前の調整がハマって一気に足上昇。初日ドリームのイン戦で2着に敗れたが、記念戦線でも活躍する実力者はファイナルを前にきっちり帳尻を合わせてきた。

準優10Rは地元・中里英夫がインからきっちり逃げ切り勝ち。2コースから差し追走の寳田亮治が2着に入り、こちらも2連単350円(2番人気)とガチガチの決着となった。中里はバランスが取れて上位級、寳田はここまでノーハンマーで伸びが強めだ。

準優ラストの11Rは予選トップの西田靖が1号艇で登場。レース前の「0台は絶対にいかない」の言葉とは裏腹に、コンマ09の断然のトップSを決めた。だが、「まくられたくないので握った」というターンは流れ、3号艇・國崎良春にまくり差された。1着の國崎はレース足が上位級で準優が今節一番の仕上がり。一方、2着の西田は「今のセッティングならピット離れで飛ぶ。優勝戦の進入は正々堂々といくので、あとは1枠(中里)と2枠(國崎)次第だね」と。

中里は地元1枠だけに優勝戦はイン主張の意向。妥協なきインファイター・西田はどう出るか、優勝戦はコース争いから楽しみだ。

エンジンパワーランキング
【節一級】
渡邊雄一郎
【上位
中里英夫、國崎良春、中辻崇人、広次修、岡悠平
【中上級
西田靖、柳沢一、寳田亮治、枝尾賢、塚崎勝、森脇徹、遠藤晃司、今泉徹、西野翔太、小山勉
【中堅
渡邉英児、生方厚成、品川賢次、山一鉄也、岩谷真、菊池峰晴、塚田修二、佐々木英樹、加藤翔
【中下級】
坪口竜也、滝沢芳行、広瀬聖仁、金子和之、沖本健二
【下位
伸澤進、伊藤紘章