
浜名湖
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最終日は雨も上がり、気温は準優日よりも2、3度高め。追い風が強めに吹いてスロー艇に有利なコンディションとあれば、結果1号艇が10勝。順当な決着が多かった。
その中で風穴を開けたのは10Rの吉永則雄。6コースから中へこみのスリット隊形を突いてまくり差し、3連単6万舟と高配当を演出した。インの北山康介はスタート決めたが1Mでやや流れ、準優の雪辱を果たせず。それでも、道中は前野竜一の追い上げを制して3着を確保し、改めてレース足の良さをアピールした。
11Rは1枠・木村光宏の逃げが決まり、迎えた優勝戦。イン有利の流れなら当然、武田光史の優勝が有力と目されたが…。隊形はスタート展示と同じく枠なり3対3。ほぼ横並びのスリット通過で武田がインから先に回るが、「行き足は上位」と機力に胸を張る2コース杢野誓良が、武田の懐を差してバック先行。その後は危なげなく押し切り、2010年8月の蒲郡以来、4年半ぶり11度目の優勝を飾った。残した武田が2着、齊藤仁の内を差した川口貴久が2Mで齊藤を退けて3着を確保し、3連単はこの日4本目の万舟券決着となった。是澤孝宏は自慢の回り足を生かせず1M大きく流れ、石橋道友はその煽りを食う形で見せ場を作ることができなかった。2連単2-1、2580円は8番人気。3連単2-1-6、13440円は39番人気。
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