茅原悠紀がV戦絶好枠に!

予選ラストは追い風の中でのレースとなり9Rまでは1号艇が未勝利、2号艇と3号艇の選手で白星を分け合う形だったが10、11Rでは逃げの決まり手が連発。結局インは2勝のみだったが、実力者がそろって結果を出したこともあり万舟券は1本のみ。配当的には本命サイドの決着が目立っていた。

予選4日間を終えて得点率トップで優勝戦1枠を手にしたのは茅原悠紀。抜群の乗りっぷりに加えて足元も万全で下馬評通りの活躍。茅原自身も「先に回れればまったく問題ない」と表情的には優勝への手応えはかなりといった様子。逆に他の選手からは茅原の乗りっぷりに対して感嘆の声が聞かれるほどで、よほどのアクシデントがない限りは茅原の相手探しのファイナルとなる可能性が高そう。

ただ、絶対というのがないのもボートレースの面白さ。西川新太郎や後藤翔之、そして6号艇でファイナルに滑り込んだ谷村啓司からそろって聞かれたのは「伸び仕様」という言葉で、正攻法でのターン勝負よりもパワー勝負に活路を見出して打倒・茅原を狙う様子。このあたりの調整がうまくいった上にスタートで茅原を脅かせるようなら穴党ファンには待ってましたの展開が待っていそうだが…。

エンジンパワーランキング
【超抜】
茅原悠紀、西川新太郎
【上位】
後藤翔之、谷村啓司、富永正人、齋藤真之
【中堅】
永井源、幸本誠、新出浩司、川名稔、宮地博士、森作広大、植田太一、山口裕太、永井亮次、中嶋達也、中上勝貴
【中堅】
土屋智則、宮内忠志、窪田好弘、向達哉、増田弘喜、中谷有希、藤田竜弘、岩川仁士、榮田将彦、関裕也、広次修、木村亮太、南佑典、宇田川信一
【中堅】
木村恒一、平賀圭、荒田泰明、河相秀行、塚崎勝、寺本昇平、板倉敦史、渥美卓郎、先山健司、道見数成、松井洪弥
【下位】
竹腰正樹