4日間の短期戦は今村豊が完全V!!

「第3回前付王決定戦～スマホマクール杯～」は28日、最終日を迎え第12Rで優勝戦が行われた。レースは5号艇の大嶋一也が前付けに動いてインから今村豊、大嶋、今村暢孝、藤丸光一、赤坂俊輔、河村了と入って2対2対2の並びでのスタートとなった。2コースの大嶋がS遅れ今村暢はまくり差し、藤丸は外マイで今村豊に襲いかかったが機力に自信の今村豊が逃げ切り快勝。まくり差しの今村暢と外マイの藤丸、1M最内を差した赤坂の2着争いとなったが伸びに自信の今村暢がBS伸びて2着を確保。3着は藤丸の内から2M先マイを決めた赤坂が確保した。4日間の短期戦とはいえ今村豊は完全Vという形でシリーズを締めくくった。

今節は待機行動時間を通常の1分40秒から2分に伸ばしての開催となったが前付けでインまで取るとかなり深い進入になるため優勝戦の大嶋のようにせいぜい2コースまでというケースが目立った。それに2分という慣れない待機行動時間に対する戸惑いがなかったとはいえまい。とはいえ枠なり進入はほどんどなかった4日間、バリエーション豊かなレースが観戦できたという点では成功といえるだろう。