角谷健吾が当地連続V!!

初日メーンの多摩川選抜戦の1号艇に選ばれた角谷健吾が、序盤戦3連勝でシリーズを引っ張った。この角谷と同等のパワーを誇った乙津康志、秋元哲、熊谷直樹らが上位級に仕上げて活躍。長田頼宗、田中豪の多摩川巧者は平凡エンジンでやや苦戦したが、何とか準優勝戦には駒を進めた。

強風の中で行われたW準優勝戦は予選トップ通過の角谷が連勝で決め、優勝戦の1号艇をゲット。今年から多摩川準地元スター候補に選ばれた新人の馬場剛が2、1着の活躍でデビュー初優出。長田はエンジンに苦しみながら、何とか6号艇で優勝戦まで進出してきた。

優勝戦は2号艇の馬場がコース主張のコメントを出していたが、大外回りとなって134カド562。レースはインからきっちりスタートを決めた角谷が他を寄せ付けず先マイに成功。後続を一気に引き離して優勝を決めた。2着争いは熊谷が差して追走。2Mで長田が切り込んでくるが、この動きを交わしてそのまま熊谷でゴール。3着は道中追い上げた秋元。馬場は6コースから好スタートを決めて伸びたが攻めきれず、5着に終わった。

角谷は昨年12月に続いて多摩川は2節連続優勝。通算12回目の優勝を決めた。