ボートレース多摩川

多摩川

馬場剛がデビュー初優出!

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気圧が大きく下がり、昼過ぎからは雨も降って高湿度に。序盤3日間と比べて回転が上がらない条件となり、エンジン本体にパワーがない選手の機力ダウンが目立つ1日となった。

エース機候補の41号機を操る角谷健吾は「きょうが一番いい状態だった」とW準優勝戦を連勝。圧倒的なレースで優勝戦の1号艇を手にした。活躍が光ったのは3、6号艇だった馬場剛。後半11Rでは6コースから差し突き抜けて9万円台のビッグ配当を提供した。W準優は2、1着と大暴れで、初の優出。今年から多摩川の準地元スター候補に選ばれたが、早速ファンにアピールした。

気配落ちが目立った凡機の田中豪は2走大敗。乙津康志は角谷と同等のパワーを誇ったが、後一歩で優出を逃した。

優勝戦1号艇は角谷。4日目が一番の状態で「スタートを決めて先に回れば大丈夫」と。多摩川は11Vを誇り、地元選手の中でもトップクラスの安定感。Vを射止める確率は高そうだ。健闘の馬場が2号艇。「自力で手に入れた枠だし、2コースから行きたい」と意欲的。角谷には劣る足だが仕上がりは万全に近く、注目したい。ただ。初の2コースで、どう克服するかがカギになる。

3号艇は熊谷直樹。バランスの良い仕上がりだが、「角谷、馬場が内だと、ノゾくような感じはない。なので回りやすさを重視していく」と。ここ一番でのS度胸は艇界でも屈指の存在。勝負強いだけに一撃の可能性を秘めている。4号艇は秋元哲。4日目は調整失敗で足落ち。それでも「合えば全部の足がいい」と自信を持つ。失敗をバネにして、優勝戦はしっかり調整を合わせたいところ。調整が合っていれば角谷ともそれほど差はない仕上がりになる。

5号艇の一瀬明は、足的には中堅一杯。乗りやすくレースはしやすいようだが、角谷、乙津にはさまれた12Rでは「両側に一気に伸びられた」で脱帽の様子だった。6号艇は長田頼宗。こちらも中堅一杯で「ボクと一瀬さんが同じくらい」と。足は中堅級。ターン回りを何とかこさせて舟券には絡みたいところ。

エンジンパワーランキング
【上位
角谷健吾、秋元哲、熊谷直樹、乙津康志、柾田敏行、村田敦
【中堅
飯島昌弘、高橋勲、山谷央、森作雄大、伊藤啓三、橋本久和、中野秀彦、松浦博人、深澤達徳、馬場剛、先山健司、前沢丈史、三上泰教、長畑友輔
【中堅
遠藤晃司、森弘行、若女井正、茂垣達也、鳥居塚孝博、長田頼宗、一瀬明、吉田宗弘、亀山雅幸、佐藤隆太郎、伏見俊介、田中豪、河相秀行、堤健一、矢崎誠一
【下位
芦澤望、道見数成、伊倉光、岩谷真、齋藤智裕、秋田健太郎