桐生
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毒島誠が自身初の完全Vへ王手!
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5日目は昼過ぎから小雨が降ったものの、気温はシリーズ序盤よりも上昇。しかし後半戦の6R以降から徐々に風が強まり、7Rから安定板が装着。8Rからは2周戦となった。
そうして行われた準優は、一発目の9Rでいきなり波乱。前日に転覆して新ペラ、ボート変更した5号艇・柴田光が本番で回り込んで、イン取りの奇襲戦法を見せた。1号艇の金子拓矢は2コース、そして2号艇・秋山直之が3カドに引き、枠なり3対3の展示とは一変した。柴田光は、2コースからまくりにきた金子拓を制してバックで踏ん張って逃げ切り。次位争いは激戦となったが、2周1Mで鮮やかな全速ターンを決めた秋山が競り勝って2着に入線。3連単11520円という高配当となった。
準優10Rはインの久田敏之、2号艇・金子賢志が激戦を繰り広げた。1M先マイした久田に対し、差した金子賢とまくった津久井がバックで併走。1周2Mで外全速で回った久田がホームでやや優勢となり、2周1Mで内から粘る金子賢を先に回して差し切り、「抜き」で1着。2着には金子賢が入り、配当は2連単200円、3連単550円とガチガチだった。
そして準優ラスト11Rで真打ち登場! 7連勝で予選トップ通過を果たした主役・毒島誠がインから逃げ切って快勝。後続艇を突き放す勝ちっぷりで、自身初の完全Vへ王手をかけた。
5日目も朝から調整に没頭した毒島。完全Vという最高の結果と同時に、低出力の新エンジンの調整のノウハウもしっかりと掴み、F休みの江口晃生、エース山崎智也がいない中で存分に主役としての力量を見せつけた。優勝戦の翌日は31歳の誕生日。果たして最高の結果を出せるか。
なお、5日目第12Rは悪天候(強風)のため、安全なレースができないと判断されて打ち切りとなった。
エンジンパワーランキング
【トップ級】
毒島誠
【上位】
金子賢志、土屋太朗、進藤侑、吉村茂樹、金子拓矢、津久井拓也、上村純一
【中上級】
秋山直之、久田敏之、柴田光、本橋克洋、鹿島敏弘、赤坂等、新井敏司、関浩哉、渡辺史之
【中堅】
佐口達也、栗原謙治、野村誠、藤井定美、加藤知弘、田嶋茂、鈴木正人、松本功、館野友良、海老原孝志、鈴木唯由、高柳成聡、関谷聖二、品川賢次、田川晴美、川俣昌史、崎利仁、長谷川充、永瀬巧、石岡将太、今泉徹
【中下級】
木村浩士、藤生雄人、萩原篤、柴田明宏、小倉康典、椎名豊
【下位】
太田克哉、小林享