上田隆章が久しぶりの地元V!!

オール香川支部のメンバーによって繰り広げられてきた、年またぎの7日間シリーズ。途中、開催も危ぶまれるほどの強風に見舞われながらも無事に閉幕。最後の優勝戦は、非常に見応えのある戦いとなった。

進入は枠なりで平穏に始まったが、スリットではインの中田元泰、センターの森高一真、大外の片岡雅裕がやや突出する隊形。真っ先にまくって出たのはセンターの森高だったが、中田が抵抗。この隙をついたのが2コースの上田隆章。レース直前も「最近は(優勝に)こだわってない」と平常心を強調していたが、まさにその平常心のもたらした好展開だった。

2着には森高が粘り、外マイ握って古田祐貴が3着に残した。

勝った上田は「オール香川だし、久しぶりの優勝で嬉しい。うまい具合に(イン中田とまくった森高が)喧嘩してくれたけど、(BSは)僕が一番劣勢だった。今年は歳男だし、いつも一走一走がんばるだけ」と語った。