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優勝戦の展示は5枠の高濱芳久がインへ潜り込んだ。だが本番はすんなり枠なりに落ち着いて、インは坂口貴彦が主張、初優勝の野望へ一歩前進した。スリットはこの坂口、そして2コース吉川元浩が制した。行き足を伸ばし吉川がまくり強行、外の差しも飛び込みが遅くバック一気に突き放した。坂口は立て直し、差してきた新良一規とラップ。2M坂口が全速をかけてホーム伸び勝った。吉川は予選道中は圧倒的な強さではなかったが、終盤になるにつれてハンドルの切れを増してきた感があった。この優勝で賞金ランクは21位から賞金王圏内へ突入した模様。この後は徳山、住之江の記念を走り常滑ダービーへ向かう。
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