
多摩川
多摩川
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71期の3選手が1号艇に並んだ準優勝戦。3選手ともにきっちりイン逃げを決めて、優勝戦の内枠を固めた。
1号艇は海野ゆかり。「レース足は岩崎(芳美)さん、武藤(綾子)さんの方がいい。それでも自分は伸びがいいし、トータルでは負けていない」と自信の仕上がりで、舟足は万全の態勢。唯一の不安はスタート。前節・平和島での非常識Fがあるだけに、今節は慎重になっている。ただ「(準優は)あの隊形でも余裕で追いついた」と。実力も加味すれば、やはり中心は揺るがない。
2号艇は岩崎芳美。気温が高くて「重たい」が、それでも回ってから前に出て行く足で、出足、行き足は優秀。優勝戦は気温が下がる予報で「それはナイス」と。重さが取れれば、更に軽快なターンが期待できそうで、上積みの余地も残している。3号艇は武藤綾子。こちらは「伸びは海野さんだと思うけど、レース足は負けていない」と。予選道中から抜群足を披露してきたひとりで、穴党注目の存在になる。
4号艇は永井聖美で、多摩川2連続Vを目指す戦いになる。内寄りの71期3選手はともに、今節スタートはやや甘め。ここ一番の勝負強さに加えて得意のカドが回ってきただけに、侮れない存在になる。舟足的には「そんなに伸びていかない。でも、かかり、舟の返り、押しと良かった」と。スタート飛び出しての俊敏旋回で一発を狙う。5号艇は金田幸子。前検の状態ではここまでたどり着くとは思えなかったが、相性のいい多摩川で底力を発揮。「行き足は最初からいいけど、中堅ちょいの雰囲気」。ここは展開待ちになりそうだが、永井が攻める可能性はあるだけに、ノーチャンスではなさそう。6号艇は渡辺千草。調整が合えば「乗り心地、伸びと全部がいい」と。海野、武藤にもヒケを取らない仕上がり。2日目から2着を並べているだけに、ここも侮れない。
エンジンパワーランキング
【上位】
海野ゆかり、定野久恵、武藤綾子、岩崎芳美、市村沙樹、渡辺千草、宮本紀美
【中堅】
倉田郁美、潮田浩子、永井聖美、茶谷桜、水口由紀、岸恵子、谷川里江、栢場優子、藤田美代、安達美帆、田村美和、渋田治代、長田光子、福島陽子、西茂登子、清水久美子
【中堅】
日高逸子、池田明美、香川素子、久保田美紀、松瀬弘美、鳥居智恵、菅野はやか、笠野友紀恵、道上千夏、渡邊博子、小神野紀代子、西村めぐみ、樋口由加里、垣内清美、高橋淳美、松村昌子、金田幸子、糸數由里
【下位】
登みつよ、中里優子、八島貴美子、小杉志津江、大山博美
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