向所浩二が今年2度目Vへ王手!

シティーナイター「2014トランスワード杯争奪戦」は24日に準優勝戦が行われ、ファイナルに進出する6選手が決定した。

準優は全て1枠が勝利し、予選トップ通過の向所浩二がファイナルの1枠をゲットした。今節の向所はインで3戦3勝。さらに「乗り心地も来たし、今の足なら大丈夫」と自信たっぷり。最後もしっかり逃げて、1月の下関以来、今年2度目のVを飾るか。

向所にチャレンジするのが、9月の戸田ヤングダービーに出場する4選手だ。まずは和田兼輔。足に関しては向所とも引けは取らない。2コースから1マークは臨機応変に対処し、地元の先輩を倒して金星を狙う。船岡洋一郎はややSにムラはあるが、こちらも足はいい。展開さえはまれば楽しみはある。土屋智則、河合佑樹はパワーで見劣る上に劣勢枠。ただ自慢のスピード戦で展開を突いてくる。

そして、穴党には忘れてはならないのが、節イチパワーを誇る重量ファイターの宮嵜隆太郎だ。「Sはバッチリ」と頼もしいコメント。カドから高配党ファンの夢を乗せる。人気は向所に集中するだろうが、圧倒的1番人気も3着に敗れた前節・田中信一郎の例もある。見どころの多いファイナルを是非とも、お見逃しのないように。

それにしても最近の天気予報が当たらない。4日目も大ハズレ、時折り激しい雨が水面を叩きつけるなど、殆どが雨中の決戦となった。最終日も雨のち曇りの予報が出ているが、どうなるか分からない。いつも通り、直前の気配には細心の注意を払いたい。

エンジンパワーランキング
【横綱級】
宮嵜隆太郎、伊藤誠二、向所浩二、和田兼輔
【大関級】
是澤孝宏、山田雄太、久田敏之、竹本太樹、石川吉鎬、大田誠、五反田忍、中澤宏奈、船岡洋一郎、笠置博之
【関脇級】
河合佑樹、土屋智則、星栄爾、細川裕子、喜多那由夏、木場雄二郎、新名文博、向後龍一、富山弘幸、吉田和仁
【小結級】
麻生慎介、鳥居塚孝博
【序二段級】
田路朋史
【序の口級】
佐口達也、横田茂