ボートレース多摩川

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熊谷直樹が準優唯一の逃げ切り!

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準優勝戦は田中豪鈴木茂正、熊谷直樹の3選手が1号艇だったが、田中、鈴木がまさかの3着で敗退。12Rの熊谷だけが唯一イン逃げを決めて、優勝戦の1号艇を手にした。4日目は調整失敗したが、「これが逆に良かった。ダメな調整が分かったので、準優はしっかり調整できたね。上位の人と一緒だし、スタート行ければ大丈夫」と。ただF持ちなだけに、踏み込みがカギになりそうだ。

2号艇は野澤大二。ここ一番でのスタートの踏み込みはさすが。「伸びは負けないくらい」と自信を持っている。しかし多少ターンで流れるだけに、2コースはやや不向きな印象。3号艇は高橋真吾。こちらは60日の休み明けながら、レース勘の不安も感じさせずここまで安定している。「ここって所は分からないけど、レースでいいし出てると思う」と初日以外は全て1、2着。優勝戦でも侮れない存在になる。

4号艇の永瀬巧が記者目線では一番出ている印象。本人も「全部がいいです」と自信をのぞかせる。強敵がそろった一戦だが、初優勝できる足といえる。ただ「4コースは苦手なんですよ」と、思い切ったスタートがいけるかどうかで明暗が分かれそう。5号艇は角谷健吾。ターン回りの安定感に欠けている印象だが、「足はいい」。競りになると不安だが、足には自信をのぞかせている。永瀬も「角谷さんも出てますよ」と証言。底力はあるだけに、一発は可能とみた。6号艇は村田修次。ここに入るとエンジン的には一枚落ちる印象だが「ペラが合ってないので、もう少し良くなるかも」と出足、乗り心地のアップは示唆している。突き抜けまではなさそうだが、混戦を突いての2、3着浮上があってもおかしくはない。

エンジンパワーランキング
【上位
鈴木茂正、永瀬巧、萬正嗣、川名稔、亀山雅幸、熊谷直樹、角谷健
【中堅
関口智久、村田修次、作間章、川口貴久、西田靖、野澤大二、安河内将、高橋真吾、館野友良、山口亮、伏島祐介、山来和人、伸澤進、山谷央、亀山高雅、須田秀一
【中堅
田中豪、一瀬明、北山康介、佐竹友樹、田嶋茂、土屋昭、永井彪也、浦田信義、花井潤、西舘健、久保隆、大澤大夢、杉村賢也、津久井拓也、中村尊、菊池峰晴、宮内直哉
【下位
品田直樹、寺島和典、秋田健太郎、飯田清