荒れ水面で波巧者に有利な1日に

強い南風が吹き6Rからは安定板が装着、7Rからは周回を2周に短縮して争われた開催2日目。今節はオール地元支部で屈指の波乗り巧者がそろっているだけに、このように荒れた水面条件になると足や展開よりも波の巧拙が結果に反映。波巧者が猛然と追い上げ道中で逆転…というシーンも多く見受けられた。地元エースの濱野谷憲吾が貫禄の2、1着とすれば、石渡鉄兵も白星を挙げ初日選抜戦の6着から軌道修正に成功。若林将や折下寛法らも2走2連対とポイントを着実に加算した。

機力相場的には飯山泰と梶野学志が双璧で、濱野谷や大池佑来、寺本重宣、高橋英之らの動きも上々だ。一方で、オール2連対を続ける折下、若林、乙津康志らは中堅から中上級の舟足。

注目の石渡は「初日に比べて良くなっている」とは言うものの、上位相手にはやや劣勢で、もうワンランク上の舟足を目指したいところ。開催3日目は好枠からの戦いが待つ飯山や三角哲男が得点アップを目論み気合の入る1日となる。

エンジンパワーランキング
【超抜】
飯山泰、梶野学志
【上位】
濱野谷憲吾、寺本重宣、大池佑来、高橋英之
【中堅】
三角哲男、内堀学、桑原将光、相原利章、國浦英徳、先山健司、梅内駿佑、若林将、乙津康志、高橋直哉、今泉友吾、山田亮太
【中堅】
石渡鉄兵、福来剛、長田頼宗、折下寛法、永田秀二、鈴木猛、三浦敬太、渡辺豊、長畑友輔、伏田裕隆、深澤達徳、荒川昭、浅和重哉、原田通雅、吉田宗弘、大西賢、寺島吉彦、マイケル田代、萩原知哉
【中堅】
増田進、桑島和宏、森作広大、平井紀之、荒井翔伍、江野澤秀明、杉山貴博、茂垣達也
【下位】
多田有佑、竹内吉弘