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お盆シリーズ「滋賀県知事杯争奪第19回びわこカップ」。台風等で不安定な天候の下での開催となったが、最終日はようやく夏の日差しが戻って、炎天下でのファイナル決戦となった。
優勝戦1号艇には予選をトップで通過し、準優戦もイン逃げを決めた深井利寿。同じく準優戦を逃げて勝った川北浩貴が2号艇。そして準優戦で混戦の1Mを5コースからまくり差しで抜け出した馬場貴也が3号艇と、地元勢が好枠を占めた。
4号艇には前回当地で優勝の実績残す大阪の原田秀弥、そして5号艇には上位パワーを武器に奮戦した地元の上田洋平。6号艇にはしぶとさ全開でここまで大崩れなくきた兵庫の森貴洋の6名で争われた。
レースは枠なり3対3で開始され、全艇早いスタートダッシュ。なかでも鋭く飛び出したのがカドの原田とインの深井。原田が少し遅れ気味の川北、馬場の上をまくって出るも、インから先マイした深井には届かず。逆に引き波に足を取られて転覆のアクシデント。この瞬間、深井の勝利が確定した。
まくり差し追走の馬場を、差した川北がバック伸びてとらえて2M先取り。さらに内から抜群の伸び足で続いた上田が3番手。1Mに事故艇がいるため、そのまま決着となった。1-2-5の3連単は2,330円。
準優戦でもフライング艇や事故艇が出たが、それに動じることなくしっかり逃げた深井が優勝戦も難なく制し、節間オール2連対で堂々の優勝となった。
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